ファンレターは推しに思いを伝えることができる手段のひとつです。
SNSのもつ力が大きくなった今でも、ファンレターという手段はしっかりと残っています。
「手書きじゃないと感情が伝わらない」なんてことは全くありませんが、なんだろうね、その人のために便せん選んで文を考えて……ってするのが単純に楽しいんだよな。
今回は、ファンレター書くのが好きなオタクが、「ファンレターを書くのに迷ったときに押さえておくといいかもしれない要点」をまとめてみました。
書き方がわからず困っている人や、書くか迷っている人はぜひ読んでみてください~。
SNSでのメッセージも考え方はだいたい同じかな~と思うので、使えると思います。
ファンレターの書き方
ファンレターを書くときは、「こうしなくちゃいけない!」みたいなのは基本的にありません。
ここで紹介するのは「押さえておくと書きやすくなるポイント」や「不要なトラブルリスクを減らすためのポイント」です!
ファンレターを書く流れ
便箋を選ぶのも楽しいんだよな~!
送り先は、事務所所属の推しなら事務所公式サイトなどから確認できる場合が多いです。
作家さんなら編集部のHPとかで確認するといいかも。
公式SNSアカウントで受付先書いてるときもあるよ~。
あとは、イベントで差し入れするなどですね。
事務所所属の推しや、推しの規模などによっては「送っていいかどうか」「ファンレターを受け付けているか」など状況が異なるので、その辺りは事前に確認しておきましょう!
ファンレターに書く内容
ファンレターには、あなたの思いのたけをがっつり書くといいと思います。
極端な話をすれば、言葉にならないのなら「好き!!!」でもいいと思う。
とはいえ、ファンレターを書こうとしているのっておそらく「それなりの文量を書こう」と思っている人が多いと思うので、「好き!!!」だけではさすがに短いと感じるかもしれません。
そのときは下記のポイントを参考に文を作ってみましょう~。
あとは何かイベントが決まっているなら「○○楽しみです!」なども書きやすい内容かと思います。
サイト管理人が普段よく書くファンレターの構成はこんな感じ↓
参考にどうぞ~。
各まとまりの書き出しと終わり時が迷いやすい部分かな?
そのときはお決まりのフレーズ使っちゃうのもおすすめ。
感想を言葉にするコツは別記事もあるのでそちらもどうぞ~。
ファンレターに書かない方がいい内容
ファンレターに「こう書け!」という決まりはありません。
でも、「これは避けた方がいいかも……?」というポイントはいくつかあります。
相手を不快にさせたくないという思いで書くなら気を付けておきましょう~。
不快にさせたいという思いで書き出したらもうそれはファンレターじゃないからな。
下記に、最低限気を付けておく方がいいんじゃないかなと思うポイントをまとめてみました。
何かを褒めたり好きだって言ったりするときに、別の何かを引き合いに出す必要はないよ~。
あとダメ出しや指図(それと捉えられかねない内容も含む)は、ファンレターでは避けた方がトラブルになりにくいんじゃないかな。
「ネガティブな内容」はそれをネガティブと取るかは人によって違う部分だと思うので、こう、慎重に扱う方がいいかもしれません。
ファンレターに自分の思いを書くコツ
ファンレターを書くときに「これって書いていいのかな」とか「相手と解釈違いだったらどうしよう」とか不安になることってありませんか?
私はそれなりにある。
そんな不安と付き合いながら書いてるんだけど、その上で気にしているポイントは主に下記の3点です。
以下で少しずつ補足します。
「Ⅰメッセージ」で書く
ここでいう「Iメッセージ」は「自分(書き手)を主語にした表現」のことです。
「私はこう思った。私はここが好きだと感じた」という書き方を意識すると、相手に押し付けないまま自分の思いを書くことができます。
ファンレターで使いそうな文を例に挙げると、「あなたの作品は元気をくれる」→「私はあなたの作品で元気をもらった」にする感じ。
相手への押し付けにならない(なりにくい)範囲で、自分の感想や思いを伝えられるよ~。
公の場で話すときの語彙で書く
「誤解を生まない言葉づかい」を考えると、「オタクの中でだけ使われているような言い回し」や「意味が二重三重にあるような言葉」「文脈で意味が大きく変わる言葉」は避ける方が無難かな~と思います。
(もし使うのであれば、「嬉しい!」とかの単純な言葉と併用する方がいいかも?)
ポジティブ(だと思われる)内容だけを書く
「ポジティブな内容」については、私の場合ファンレターは「相手に感謝を伝えたくて書く」という側面があるので、感謝を伝える場面でわざわざ傷つけたり不快にしたりするような内容を書かないようにと気をつけている点です。
ファンレターを送っていいのか迷ったら
「ファンレター送ってみたいけど、送っていいのか迷う。色々考えて結局やめちゃう」という話を度々耳にします。
いろいろ考えはじめるとね~~なかなか送れんときあるよね。
相手が明確にファンレターを嫌がってるならやめておきましょう
中には「あの人はファンレターが苦手」みたいな話が出たりして、余計送るのどうしようって思うときもあるかもしれません。
もし、本人から直接「ファンレター苦手、送るのはやめてほしい」などの表明があったら送るのはやめておきましょう~。
「手紙よりメッセージの方が気楽で好き」との表明があるときも、そっちにする方がいいと思う。
噂くらいの段階ならまあ送ってしまってもいいかも。その噂の出どころがわからないし……。
特に嫌がってない/表明してないならぜひ送ってみては
ファンレターを送りたい相手が、特に嫌だなと思ってなさそうなら送ってみたらいいと思う。
もらって嬉しい人はかなり多いと思うので。
まあ、どこまでいったって人と人の関わりの話なので「絶対喜んでもらえる」かどうかはわからないのだけど。
あと感想受け取る側は「感想もらえると喜びます」という旨をどこかに書いておくと、送りやすいかもしれない。
ファンレターを書きたい気持ちがあるならぜひ
ファンレターや感想って書くのそれなりに大変だし、受け取る側もそれをある程度わかってる人が多いと思います。
それもあって、書いてもらえるというだけで喜ぶ人が多い印象です。
とはいえファンレターは「そのハードルを乗り越えてでも伝えたい」って思って書くものだとも思うから、そうじゃないときは無理して書かなくていいのだ~。
それでは、この記事は以上です!