「ちょっと気になってることがあるけれど、何から手を付ければいいかわからない。練習の仕方、学び方がわからない」と悩むことはありませんか?
管理人・くじらげは、めちゃくちゃたくさんそんな場面に直面してきました。
人に聞けたらいいのだけど、周りに都合よく聞ける人がいるとは限らないよね……。
というわけで、この記事では独学のためのヒントを紹介します!
私が普段新しい分野に興味持ったときにやってることや、塾講師として生徒と一緒に考えてること、実践していることを、できるかぎり言語化してみました。
参考になれば幸いです~。
新しい分野に手を出すときは何からする?【知識系】
私が新しい分野に手を出すときに初めにやってることを、ざっと3つのステップでまとめてみました。
この記事では知識系についての内容を中心に書いていきます!
8/28(月)は技術系(お絵かきとか)についての記事になる予定~。
言葉の意味と概要をネットで調べる
新しいことに興味持ったとき、私はまずネットで検索します。「○○ とは」みたいな感じで。
それで「ふうん……?」と思ってから、出てきた関連語とかを一通り調べてみます。
ここでもまずは「ほーん」と思うのが大事だと思う。
いきなり「全部覚えるぞ!理解するぞ!」ってなって「わからん……、もう嫌だ……」ってなるよりは、「ほーん、わかったようなわからんような」と思いながら、全体像をなんとなく把握するステップを挟みましょう!
個人的には、一歩目のハードルを下げる意味で「ネット検索」はかなり便利だと思っています。
「とりあえず検索して見るか」ってやればいいと思うよ~。
でも、ネットの情報は劣悪なものもそれっぽくそこに存在しているので、その点は注意が必要です。
できるだけ複数の情報源から情報を集めて判断するようにしましょう。
そのジャンルの本・記事・投稿に触れる
言葉の意味を調べてみて「ふーん」ってなったら、関連しそうな本とか記事とかを読んでみましょう。
色んなことを知っていくうちに興味が出てくるかもしれません。
いきなり難しそうな本から入ってもいいし、入門書を10冊以上読んでもいい。
はじめの方は関連知識を色々仕入れるのが大切です。
この記事の後半でも書いていますが、知らないと興味を持つことはできないので!
興味持つためにもとりあえず流し読みしましょう!
参考文献を読み漁る
ある程度特定の分野について知って興味が出てきたら、参考文献を読み漁ってみましょう。
「これってどうなんだろう」って思うことが増えてきたタイミングで読んでみるといいよ~。
しっかりした入門書だと、巻末に参考文献・参考資料が書いてあることが多いです。
これを辿っていきましょう。
本で勉強するときのポイント
独学のときに本を使うことって多いと思うのだけど、そのときぜひ意識しておきたいのが「本ってどこから読んでもいい」という点です。
特に、知識を増やしたり知見を広げたりする目的で読む本って、気になるところから読んだらいいと思う。
このサイトの記事もそうです。
せっかく本を読もうとするくらい興味を持ったのに、おもしろそうなところに到達する前に匙を投げることになったらもったいないから!
目次を活用して、まずは読みたいところだけ読んでみましょう!
暇だったら冒頭から順番に読んでみたらいいよ~。
※ただし!
もし「効率よく学んでいくこと」を求めているのであれば、前から順番に読む方がいいと思います。
(本作る側は体系的に学べるような順番を考えてくれている場合が多いので)
「何かにハマりたい」という人へ
サイト管理人・くじらげは塾講師として生徒と勉強したり調べものしたりする機会が多いのですが、ときどきこんな声を聞くことがあります。
「興味あるものとかない」
「普通にいろいろ良いなって思うけど、なんか、めちゃくちゃ好き!ってなることはあんまりない」
とか。
個人的には「それでもいいじゃん」って思う。
何かを好きになるってけっこう大変なことだし、それに振り回されることもままあるから。
でも「何か好きなものがある」って確かにすげーーーーーーーー楽しいので、もしも「せっかくなら自分も何か好きになりたい。熱中したい」って思うなら、ぜひ何か見つけてほしいとも思う。
じゃあ「何かをめちゃくちゃ好きになる」ためにはどうすればいいのかって話なのですが、まずは「知ること」が大切なんですよね。
「興味をもつ」のは初めのうちは本当に難しいです。
誰かがおすすめしてたものについて、先にいろいろ聞いてみるとか調べてみるとか、そうしたうえで「自分はそれに興味があるのか(≒もうちょっと調べてみても良いかもなと思うか)」を考えてみるといいと思う。
「好きだからめちゃくちゃ知ってる」というよりは、「いろいろ知っていくうちに好きになっていく」という流れの方が多いんです。
「興味があるから好きになる」というより「好きだからもっと興味を持つ」みたいな性質。
つまり「興味あるものとかない」のは、もしかしたら「興味持つほど知らない」のかもしれないというわけです。
まあ、「何かを知ろうと思うためにはある程度何かを知っておく必要がある」のがちょっと人間ってめんどくさいよね。
そういう意味で、学校の勉強は「何かに興味を持つための知識」を得るためにも大事~だと思う。
おまけ 独学と人から学ぶのってどっちがいいの?
独学と人から学ぶことと、どちらがいいのかみたいな疑問に対しては、人によっていろんな答えがありそうです。
あなたはどう考えているでしょうか。
私の個人的な意見を少しお話しますね!
できるなら人から学ぶ方がいい
私は正直なところ「可能なら人から学ぶ方がいい」と思います。まあその「人」は「それについて教えることを生業にしている人」に限る部分があるとか、いろいろ注釈が付きますが……。
人から学ぶ方が基本的に効率は良いです。それはそう。
ちゃんとしたスクール等に通えるのであればそうするのが一番いいと思う。
独学は始めるときのコストは低いけれど、特にコスパが高いわけではありません。
コスパが高いのは人から学ぶ方、始めやすいのは独学という感じ。
独学は気軽に始められる
でも、誰でもスクールに通えるわけではないよね実際。
お金も時間もかかるし。
それに、新しいこと始めるときって「本当に興味を持ち続けられるかな」とか「金銭的な余裕があまりないな」とか「どこで学べばいいのかな」とか「自分に向いてるのかな」とか、不安や疑問がたくさんあるじゃないですか。
そんな状態でスクールに通うのもなかなか難しい……。
というときには、ちょっと独学で触れ始めてみるといいと思います。
それで、「もっと詳しく学びたいかも!」と思ったら、学べる場所を探してみるといいよ~。
独学とスクールのメリット・デメリット
私の思う「独学とスクールのメリット・デメリット」はそれぞれこんな感じです~。
独学 安価で始められる、お試しにちょうどいい 効率が悪くなりがち
スクール 効率良く学べる、続けやすい 始めるためのコストが高い
「勉強の仕方」を知っていればたいていのものに応用できるよ
「勉強」というとあんまり楽しくない印象を抱く方もいるかもしれません。
でも勉強の仕方を知っておくと、ほんとにいろんなことに応用できるよ~。
趣味を深めていくのにめーーーーちゃくちゃ役立ちます。
余裕があればその辺意識してみてくださいね。
それでは、この記事は以上です!