突然ですが、管理人・くじらげは昔から勉強が結構好きです。
これはたぶん、学校で習うような内容にもともと興味を持てたからだと思う。
興味がある分野のことを知るのって結構楽しいのですよね。
でも、「そもそも興味がある分野の存在を知ることができるか」ってめちゃくちゃ運要素強くないですか?この世界のそういうとこ、すげー嫌だ~。
というわけで、いろんな学問を「こういうのあるらしいよ~」と紹介することで、「誰かが何かに興味を持つかもしれない可能性」を上げられたらいいなと思ってシリーズにしてみようかと思います。
今回はその第1弾です!
暇つぶしに流し読みしてみてください。
(半分くらいは「こんなのあるんだよおもしろくない!?」って言いたいだけです)
言葉に関するあれこれ
言葉ってほんとにおもしろいですよね。
でも「言葉についてもっと学びたい!」と思ったとき、何から手を付けていいか迷いませんか?
私自身かなり長い間困っていたし、今もまあ困ってはいるのですが、「言語学」やその関連事項について少しずつ学ぶ中で少し困り度合いがマシになってきました。
考えるための宝の地図を手に入れた気分です。
というわけでおすそ分け~。
「言語学」の範囲や内容
「言語学」は人間の言語についての学問を指します。言語の仕組みや成り立ちなどに焦点を当てていて、後の見出しで書く「語学」とは別物です!
言語学と一口に行っても、その内容は多岐にわたります。
細かい話をしだすとちょっと無理やりな部分はあると思うのですが、ざっくりと代表的な分野をまとめてみました。
特に気になる分野があれば、その内容についての本を読んでみると詳しく学べるかも。
もしくは、言語学全体についての本を一度読んで、気になる分野を絞るのもいいですね。
個人的にかなり宝の地図感があったのはこの本↓
こっちも意味が分かってくると面白かった。↓
今はこの本から、気になる分野・用語や研究についての別資料等を辿っていってます。
「語学」の範囲や内容
「語学」は言語の実用を目的としたものです。
「(母語以外の)特定の言語を実生活で使えるようになるための学習」を指すことが多い言葉。
「○○語を読み書きできるようになりたい!」「△△語を話せるようになりたい!」という場合は、語学の方から関連情報を探すと良いよ~。
国語力・言語力に関するもの
言語力は、言語を使って思考する力や、情報を伝達する力などをひっくるめたものです。
「言語学」や「語学」と違って「力」を指しています!
一般的には、言語力の方が国語力より広い範囲を指すと思う。
「語彙を増やしたい」とか「表現を磨きたい」「読解力磨きたい」とかが目的の場合は、「言語学」の本から入ると遠回りになっちゃう可能性が高いです。
「語彙力向上!」「言語力向上!」などとされている本を選ぶ方がいいかも。
あとは言語学の中でも「(言語による)コミュニケーション能力」の話をしている本は、創作の大きなヒントになると思う。
個人的に超おもしろかったのはこの本↓
「言語哲学」の範囲や内容
「言語学」とはまた少し違うもの(被ってる部分もある)として「言語哲学」があります。
言語哲学という言葉自体も、言語の使用法や修辞など(言語の哲学)を指す場合と、分析哲学のひとつの立場を指す場合とがあるのでちょっと紛らわしいね。
「言葉が意味を持つとはどういうことか」とか、そういう話に興味がある人は詳しく見てみるといいかも~。
私はこの辺の沼に足を取られている。
「論理学」の範囲や内容
「論理学」は、論理を体系的に捉えようとする学問といえると思う。
言葉そのものよりも、言葉を使った思考の筋道とかに興味がある場合はぜひ見てみてほしい。
ルイス・キャロルのパラドックス(アキレスと亀)とかは論理学の範囲に含まれます。
論理学の本はこれがおすすめ↓(入門書みたいな感じのタイトルだけど、普段からこういうの考えるのが好きな人じゃないとしんどい部分はあるかもしれない。)
もっとシンプルでわかりやすさを重視した本を探すならこっちもおすすめ↓
迷ったら網羅的な本から触れてみましょう~
言葉に関する学問や見方について、色んなものがあります。
それぞれの分野で被っている部分も多くあるのだけど、立場や焦点が違うから別物になってるものも多いです。
そういうのも含めておもしろいよ~。
「この内容が気になる!」というのがあれば、その入門関連の本から、「全体的に気になる!」という場合は網羅的に記述されている本から入ってみてはいかがでしょうか!
それでは、この記事は以上です!