推しがいないのがつらいときの話

推しがいないのがつらいときの話 オタク向け情報まとめ

結構前から、塾講師をやっているときに生徒から「推しがいないのがつらい」という話を聞くことがあります。

「推し」文化ってこんなに浸透しているんだなあ、別に推しっていなきゃいけないものではないよなあ、とか思いつつ、この記事では「いないのがつらい」ならそのつらさをどうするかみたいな話を書いてみました。

「つらい」と感じて悩んでいる前提の話です。

別に推しっていなきゃいけないものではないので、今つらくないなら特に何も気にせんでいい。

悩んでいるときの参考にどうぞ~。

「そもそも推しって何だろね」という話

「推し」という言葉が今のニュアンスで使われるようになったのって、わりと最近の話じゃないかと思います。

この言葉がどんな風に生まれたのかとかいう話は、今回の主旨とはズレるので置いておくとして。

「推しがいないことに悩んでいる」なら、そもそも「推し」とはどんな存在かを考えておくことが悩み軽減につながるかもしれません。

「推し」関連の感覚って人によってかなり違う

私はだいぶ前からオタクとして生きている自覚があって、その中で思うのは「推し」関連の感覚って人によってかなり違うということです。

「好きなものの愛で方」も「好きの度合い」も「好きなポイント」も人によってバラバラですよね……。

(こういう違いもあって、オタクの中でもときどきトラブルが起こるんだと思う)

この時点で「推しがいるかいないか」で話をするのはなかなか大雑把な話だという感じがします。

「いない」と悩んでいる「推し」は自分にとってどういう存在なのか考えてみると、その先に繋がっていくんじゃないかな~。

つらさは本当に「推しがいない」ことによるものか

「私には推しがいない。つらい」となったとき、そのつらさはどこから来ているんでしょうか。

そういう人とおしゃべりしている中で、多かったいくつかのパターンを紹介してみます。

友達と盛り上がれないのがつらい?

「周りの友達は共通の推しがいるから、特に興味が持てない自分は輪に入っていきにくい」という話を聞くことがあります。

塾の生徒から聞く話で体感として特に多いのがこのパターンです。

周りが楽しそうだと、羨ましくなっちゃうときあるよね。そりゃそう。

場合によっては疎外感を感じてしまうこともあるかもしれません。

このケースだと「推しがいないこと」というよりは「盛り上がれる話題がないこと」が悩みになっている可能性もあります。

もしすでに自分の好きなものがあるなら、その話題を話せる友達を探したり、友達に紹介したりしてみるとすっきりするかも。

とはいえ人間関係とかあるし動きにくいときもあるから難しいよねえ。

人間関係を崩したくないときは、友達の話を詳しく聞いてみてもう少し興味を持ってみるとかするのがいいかも?

もしくは「推しの話をする友達」に興味を持つとか……。

楽しそうな友達って見てて楽しいなと思えるようになったら結構楽ではある。

好きなものはあるけど熱量が低い気がする?

ときどき「この人これ好きなんだろうな~」と外から見てて思うものがあるのに、その人から「自分には推しがいなくてつらい」って話を聞くときがあります。

「え!? あれ好きじゃないの!?」ってびっくりするやつ。

愛で方とか好きなものとの接し方って人によって違うから、周りがいわゆる「強火オタク」みたいな感じだと「自分はあそこまでじゃないし……」ってなるのかな……。

好きを自覚すると「推しがいなくてつらい問題」は解決するかもしれない。

自分の「好き」に責任と自信もっていこう~。

あと、私は体感してめちゃくちゃ焦ったことがあるんだけど、「自分に余裕がないとき」って何かを好きになるパワーがかなり落ちます。

もし急に「好きパワー」が落ちた気がするってなったら、体調・メンタル・生活面などの不調を疑ってみてください。

好きなものがないのがつらい?

もちろん本当に「推しがいないことがつらい」「好きなものがないのがつらい」というケースも結構あります。

「好きなものを持ってみたいのに見つけられない」みたいな感じのとき。

「友達たちはそれぞれ何か好きなものがあるのに自分には特にない」とかはこっちのパターンかも。

もしこれをどうにかしたいなら「何かを好きになる」練習をするのがいいかもしれん。

周りの「何か好きなものがある人」ってやたらいろんなものの知識があったり、いろんなものを好きになってたりしませんか?

たぶんそういう人は「何かを好きになる」力があるんだと思う。

「何かを好きになる」ってまあある種の才能だといわれることもあります。

才能ってことは磨いて開花させれば手に入れられるということです。及川徹も言ってた。

次の見出しで詳しく書いてみるね~。

推しの作り方

推しはいてもいなくてもどっちでもいいんだけど、ほしいなと思うなら作ってみればいいんじゃないかな

推しの作り方と題しして、何かを好きになるときのポイントをいくつか紹介してみます。

一回何かを詳しく調べてみる

「何かを好きになる」には、何かを好きになるための知識が必要だと思っています。

はじめの第一歩としては「好きだから詳しくなる」わけではないんです。

知らない状態で何かを好きになるのってほぼ無理だよ~。

なので、何かを好きになるにはそれについて詳しく知ることが大切です。

物語にハマりたいならまずはその物語を読んだり見たりしないとハマれません。

物や人にハマりたいなら、関連する本を読んだり、概要を調べてみたりしてみましょう。

調べた結果、ハマれないことももちろんあります。

でも何かの知識があると、別のものにハマりやすくなったり別の場面で楽しくなったりするかもしれない。

じわじわと「何かを好きになる準備」をしていくイメージです。

「好き」って言ってみる

「調べてみたけどいまいちわからん」というとき、ちょっと荒療治ですが「好きかも」と公言してみるという手があります。

「好きかも」と言葉にすることで、自分の脳みそを騙す感じ。

人間の脳ってそういう部分わりと単純なので、簡単に騙せる場合も多いです。

「好きかも」と意識させているうちに自分でも思ってないくらいハマることもある。

嫌いなものにやるとしんどくなっちゃうので、「普通~興味がある」状態のものに対してやってみましょう。

魅力を聞いてみる

「色々調べた! ふーんって思った! でも何がいいかわからない」ということもあるかもしれません。

その場合は、すでにそれを「好き」だと思っている人に、魅力を聞いてみると楽しみ方が見つかるかも。

オタクに聞いてみなってやつですね。

※聞き方には気をつけようね!相手が好きだと思っているものを下げるような態度や発言はトラブルにつながりやすいよ。

「好き」のハードルを下げてみる

「周りに強火オタクが多いと、自分の好きがしょぼくみえる(から推しがいるとまで言えない)」みたいな話を聞くことがあります。

好きのハードルを上げすぎ(上がりすぎ)なのかもしれん

普通に「いいな~」「好きだな~」と思ったらそれで楽しいじゃん。

好きだと思ったらそれが好きってことだよ。

推しはいてもいなくてもいい

何回も書くけれど、推しはいてもいなくてもいいものです。

でも「推しがいないことがつらい」と思っているなら作ってみたら解決するかもしれない。

私自身は好きパワーに生かされている節があるので今後も何かを好きでい続けたいし、「何かを好きになる力」を伸ばしていきたい。

なのでいろいろ試行錯誤をしています。

もし「自分も何かを好きになりたい」という人がいたら、参考になるかな~と思ってまとめてみました。

それでは、この記事は以上です!