夏休みの自由研究やり方まとめ!何をすればいいのか迷っているときの対処法も

夏休みの自由研究やり方まとめ! 何をすればいいのか迷っているときの対処法も オタク向け情報まとめ

夏休みに「自由研究」が課題として出される学校もありますよね。

自由研究の宿題を通して、「自分で課題を設定」して、その「課題をクリアするために何をすればいいかを自分で考え」て、「わかったことを整理する」という一連の流れに慣れていくことができます。

こういう力は推しの魅力を語るのにも役立つから、ものぐさオタクたちにもおすすめしたいところ……。(これはただの個人的なおすすめ)

というわけで今回は「自由研究のやり方」についての記事です!

自由研究を楽しみたい人も、提出のためにとにかく自由研究の宿題を終わらせたい人も、どちらにも役立つ内容を意識してみたので、ぜひ読んでみてくださいね!

※本サイトの商品紹介リンクや広告バナーは、楽天アフィリエイトやAmazonアソシエイトプログラム、A8net.を利用した、広告を目的としたものです。

自由研究って何するの?

自由研究課題の目的 ・興味を広げる 興味って待っていても沸いてきません。 色んなものに触れて興味の幅を広げていきましょう! ・探究活動に慣れる 興味を持ったこと、興味があることに対して 自分の力で知識を広げたり技術を身につけたりできるようになろう~。 自由研究ではその練習ができるよ!
自由研究課題の目的

自由研究は自分の興味を広げたり、探究活動に慣れたりするのに役立つ課題です。

自分の好きなことについて、詳しく考えることができますよ。

管理人は毎年、塾の生徒の自由研究課題に便乗して自分も自由研究をするのですが、とっても楽しいんですよね!

この経験がオタ活にも生きてるな~と思います。

とはいえ、夏休みの宿題としての自由研究は、学校や先生によって規定があったりなかったりします。

宿題の概要プリントなどを確認しながら進めましょう!

自由研究のやり方・主な流れ4ステップ

自由研究のやり方・主な流れ4ステップ ①題材(研究テーマ)・課題を決める ②目標・仮説を立てる ③目標や仮説に対して調査・分析する ④調べた内容やわかった内容をまとめる
自由研究のやり方・主な流れ4ステップ

自由研究のやり方を主な4ステップにまとめてみました。

ざっくりとした流れはこんな感じです!

夏休みの自由研究課題として選びやすい取り組み

「夏休みの自由研究課題」が出題されたとき、まず悩む人が多いのが「何をすればいいか」です。「自由って言われても困る」という場面はありますよね。

この記事では、夏休みの自由研究課題に選びやすい活動を大きく3つに分けて紹介します。

自由研究課題として選びやすい取り組み ・課題研究をポスターやプリントにまとめる ・実験キットで実験する ・作品を作る
自由研究課題として選びやすい取り組み

「何をすればいいかわからない」「とにかく早く課題を終わらせたい」という人はぜひ参考にしてみてくださいね。

課題研究をポスターやプリントにまとめる

夏休みの自由研究課題として選ばれることの多い活動、1つめは「課題研究」です。

「自由研究」という名前からも、一番イメージしやすいのではないかと思います。

自分で何か「気になること」があれば、それを調べてみたり、実験で確かめてみたりする活動がこれにあたります。

すでに何か「気になること」がある人や、探究活動が好きな人におすすめです。

特に学校から指定がない場合、課題は何でもいいよ!

課題の設定方法については後の項目でも詳しく紹介しているので、「特に今気になることは思いつかないけれど、探究活動をしてみたい」という人はそちらもぜひ確認してみてください!

実験キットで実験する

「何していいかわからないけれど、実験ぽいこと、研究っぽいことをしたい!」という人におすすめなのが、実験キットを使った活動です。

夏休みのこの時期は、「自由研究」向けのキットがたくさん販売されています。

100均にもあるよ~。

こうしたキットを使って、同封されている説明書などを読みながら進めましょう!

正直、課題を終わらせたいのであればこれが一番手っ取り早いです。

「そんな市販の実験キットなんか使ったら本当に必要な力が身につかないのでは?」と感じる方もいるかもしれません。

この点について、補足として管理人・くじらげの個人的な意見を書いてみますね。

確かに、実験キットを使ったやり方では「自分で課題を設定してそれに対して何を調べればいいかを考える」工程が薄いので、その点ではあまり力を伸ばしにくいです。

ただ、そもそも「自分で課題を設定する」作業はかなり難易度が高く、慣れていないと何もできないまま終わってしまう可能性もあります。

期限ぎりぎりに焦りながら無理やり課題を終わらせようとすると、イライラしてしまうこともあるでしょう。

楽しくないと「自分で課題を設定する」こと自体への抵抗感につながる可能性もあります。(個人的にはこれは一番避けた方がいいと思う)

そんなことになるくらいなら、キットなどを使って課題を進める力を伸ばす方が有意義です。

何かが「わかる」のは少なからず楽しいことなので、こうした楽しさを積み重ねてそのうち自分で課題を設定できるようになるのを目指してみましょう!

作品を作る

学校によっては、何らかの作品を作ることを、自由研究の一環として含めている場合もあります。

普段から絵や文字を描いたり文を書いたりする機会が多い人は、こうした作品作りを課題として提出するのも良いでしょう

何かを作り始める前に、「目標」を設定してそのための「工夫」を意識して行うと、より「自由研究」っぽくなりますよ~。

↓何か作りたいものぐさオタク向けのおすすめ記事はこちら

課題設定のためのヒント!オタ活にも活かせるかも?

ここからは自由研究を進めるうえで超重要な「課題設定」のためのヒントをご紹介します。

できるだけ「自分が興味を持てる内容」を課題として設定した方が、楽しさを感じやすいですよ~。

題材・課題の決め方と例

自由研究のスタートラインとして、まずは題材(研究テーマ)を決めましょう!

題材(研究テーマ)を決める際のヒントをご紹介します。

題材と課題について

題材と課題について] ここでの「題材」 →「何について研究するのか」に当てはまる部分。  テーマと言い換えても良いかも。 ここでの「課題」 →「解決するべき事柄」  自由研究の「結論」と対応する部分。
題材と課題について

自由研究は、興味がある「題材」について「課題」を設定して研究してみる活動だといえます。

私は、「自由研究って言われても何すればいいかわからない」となっている場合について、大きく2種類に分けられると思っています。

それが「興味があるものはあるけれど、それが研究と結びついていない」という状態と、「興味があるものがない」状態です。

「興味があるもの」が思い浮かぶ場合は、ぜひそれを題材にして、その上で「課題」を設定してみてください。

「興味があるものがない」場合は、「興味を持つ力」を伸ばしていくのが大切です。これはいろんなものに触れることで少しずつ伸びていきます。まずは実験キットなどの課題があらかじめ設定されているものから手を付け始めるのがおすすめです。

自分で課題を設定する場合

「なんとなく気になることはあるけれど、これをどう研究すればいいかわからない」という場合は、以下のフレーズを参考に課題設定をしてみてください。

自分で課題を設定する場合の参考フレーズ 「~~~は○○なのか/○○といえるのか」 「どうして~~~は……なのか」 「~~~をするにはどうすればいいか」 「~~~な作品を作る」
自分で課題を設定する場合の参考フレーズ

これに当てはめることで、仮説を立てたり課題解決のための手立てを考えたりする作業が進めやすくなります。

「何でもいいよ!」と言われてもよくわからないという人向けに、これまで私がやってみた自由研究の一例を紹介します。

  • 語彙が「おにぎりの具」のみの人と会話することは可能なのか
  • 流行アニメ風のイラストを描くにはどうすればいいか
  • なぜ俳句や短歌は5音と7音を基準にしているのか

ちなみに今年は「かわいいロゼットを作りたい。→だからフリル部分のバリエーションを調べる」という感じで進めようかなと思っています。

興味があったらみんなもやってみて~。

また、「そもそも気になることとかない。でも自分で題材を決めたい。(する必要がある)」という場合もあるかもしれません。

その場合は、「困っていること」「めんどくさいなと感じていること」に注目して題材を探すと見つけやすいかも。

例えば「このキャラのファンアート描いても描いても似ない~!」と困っている場合は、「どうすれば似るか」が課題になりますね!

  • この課題に対して「特徴をとらえきれていないため似ないのではないか」と仮説を立てます。
  • となると、「キャラの特徴をとらえて似ているファンアートを描く」が目標になるかな?
  • この目標を達成するには「キャラの特徴を探る」必要がありそうですね。
  • 特徴を探すには他との比較をしてみましょう!

という感じの流れです。

↓お絵かきについてのヒントはこちら

目標や仮説の立て方と例

題材を決めたら、目標や仮説を立てましょう

ここまでセットで「課題設定」だと思っておくとわかりやすいと思います。

もちろん題材や興味によって目標や仮説が変わるので、どう設定すればいいか迷いやすい部分です。

先に紹介した題材(研究テーマ)のフレーズ別に、目標や仮説のヒントをまとめてみました。ついでに結論に使いやすいフレーズもまとめています。

すべて一例(ほかにもいろいろある)ではありますが、参考にしてみてくださいね。

目標と仮説はどちらが先というわけではなくセットで考えると、自由研究を進めやすくなりますよ。

とにかく夏休みの課題を終わらせたいときは

この記事を読んでくださっている人の中には、「自由研究の課題をとにかく早く終わらせたい」と思っている方もいるかもしれません。

期限が近くて焦っている方もいるでしょう。

1日で終わらせられるおすすめ課題や、研究をまとめるためのフレームをご紹介します。

困っている方はぜひ参考にしてみてください。

1日で終わる!やりやすい課題

「とりあえず課題を終わらせること」が目的であれば、自由研究サポート用の実験キットを使いましょう。

100均やおもちゃ屋さんなどで、夏休み期間を中心にたくさん販売されています。

自由研究サポート用のものは、研究をまとめるためのプリントも付属する場合が多いです。

指示に従ってプリントを埋めていくことで終わるので、慣れていなくてもやりやすいですよ~。

自由研究をまとめるためのポスター大枠

自由研究をポスターやプリントにまとめる際は、「自由研究」に必要な要素をしっかり盛り込んでおきましょう!

特に学校から指定がない場合は、最低限以下のものを盛り込んでおくとまとまります。

  1. 「研究テーマ」
  2. 「研究の動機」
  3. 「仮説」
  4. 「目標」
  5. 「用いた手段」
  6. 「わかったこと/行った調査・実験の結果」
  7. 「結論(今後の展望があれば)」

ポスター大枠にまとめるとしたら下記画像のような感じ!もちろん違うまとめ方をしてもOKです。

自由研究をまとめるためのポスター大枠
自由研究をまとめるためのポスター大枠

好きなことを自由研究するのは楽しいよ~!

気になることを調べる力・確かめる力を身につけると、好きなことへの興味や知識をさらに深く強く伸ばしていくことができます。

オタクの原動力は「好き」という感情だと思っているので、自由研究で身につけられる力はかなり役立つよ!

夏休み課題をきっかけにぜひそうした力を伸ばしてみてくださいね。

自由研究と同じく夏休み課題に出されやすい「読書感想文」についてはこちら↓

というわけで、この記事は以上です!